最近、ある場所で、たくさんの人の話を聞く機会がありました。
リモート越しに交わされる、仕事の話、結果の話、これからの話。
その中で、ふと気づいたことがあります。
成果を出している人ほど、
気合いよりも「休み方」が上手い、ということです。
気合いが足りないわけじゃない
誤解してほしくないのは、
成果を出している人たちが「頑張っていない」わけではない、ということです。
むしろ逆で、
やるときは、ちゃんとやっている。
ただ、
ずっと力を入れっぱなしにしない
無理に自分を追い込まない
一度、立ち止まる時間を持っている
そんな共通点があるように見えました。
休むことは、逃げじゃない
日本では、
「休む＝サボる」
「止まる＝遅れる」
そんな空気が、まだどこかに残っている気がします。
でも実際は、
休むことで、見えるものがあります。
頭が整理される。
本音に気づける。
次の一手が浮かぶ。
これは、体験として強く感じています。
なぜ、休むと進めるのか
休むことで、何か新しい能力が身につくわけではありません。
ただ、
余計な考えや、無理な前提が、
少しずつ静かに剥がれていく。
その結果として、
今の自分にとって本当に必要なこと
続けられるやり方
今やらなくていいこと
そういったものが、自然と残る。
これは特別な才能の話ではなく、
誰にでも起こりうる、思考の整理のプロセスだと思っています。
休んだ先に、動ける自分がいた
最近、少し長めに、立ち止まった時間がありました。
その間に、
これまでのやり方を振り返り
本当にやりたいことを整理し
無理なく続けられる形を考えました
すると、不思議なことに、
「やるべきこと」が、静かに並び始めた。
焦っているときには、
見えなかった景色です。
成果は、余白から生まれる
結果を急ぐと、
どうしても視野は狭くなります。
でも、余白があると、
人の話がちゃんと聞こえる
小さな違和感に気づける
次の可能性を拾える
成果は、
気合いの延長線ではなく、
余白の中から生まれることもある。
そう感じています。
今日は、少し休んでみる
もし今、
「もっと頑張らなきゃ」と思っているなら、
今日はほんの少し、
ペースを落としてみてもいいかもしれません。
コーヒーを飲む時間。
何もしない時間。
その中に、
次につながるヒントが、
案外、転がっているものです。
※この文章は、あるコミュニティでのやり取りや、自身の実感をもとに書いています。
無理なく続けるための、一つの視点として読んでいただけたら嬉しいです。
