大車輪とコンディショニングの関係

鉄棒の大技「大車輪」に挑戦するには、技術だけでなく土台となる体づくりが欠かせない。怪我がしにくい身体づくりです。
特に中高年になると、筋力の低下や柔軟性の低下から怪我に繋がります。
無理をしてケガをすれば挑戦が止まってしまう。だからこそ「コンディショニング」を習慣化させ、筋肉や関節を少しずつ整えていくことが重要です。
僕にとってコンディショニングは、「挑戦を支える影の主役」です。
整骨院M先生のサポート

大車輪の挑戦において、欠かせない存在が整骨院のM先生です。
実はM先生との出会いは、僕がトライアスロンでアイアンマン完走を目指していた20年以上前の頃までさかのぼります。挑戦のたびに支えてくれる縁があり、今回の大車輪プロジェクトでもご縁がありました。
M先生は、ただ施術をしてくれるだけではなく、僕の体の動きを細かく観察し、筋肉や関節のクセを的確に指摘し、最新の施術機器を使って常にサポートしてくれます。自己流のトレーニングでは気づけない改善点を教えてもらえることは、大車輪の練習やトライアスロン的な体の使い方を学ぶうえで本当に大きな財産です。
この不思議な縁から得られる学びは、挑戦を続けるための力そのもの。専門家に見てもらうことで「自分の体を客観的に理解できる安心感」も得られ、次の一歩を踏み出す勇気につながっています。
筋トレで体幹と腕力を鍛える

大車輪は全身を使う技ですが、とくに重要なのが体幹。僕は以下の筋トレを取り入れています。現在は、数年間のブランク明けのため、軽めの調整、無理は禁物。
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腕立て伏せ(胸・腕・体幹の安定)
- スクワット(大腿筋の強化)
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懸垂(背中と腕力強化。鉄棒感覚に直結)
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プランク(体幹の安定と持久力向上)
今のところは軽めを毎日やっている。体に負担をかけすぎないよう「短時間・継続」を意識しています。小さな積み重ねが、鉄棒での安定感につながると信じています。
ストレッチで柔軟性を保つ
そして、鉄棒の技では、肩まわりや股関節の柔軟性が欠かせません。硬いままだと動きが制限され、ケガのリスクも高まります。
僕が毎日続けているのは:
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肩回りのストレッチ(肩甲骨の可動域を広げる)
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股関節ストレッチ(前後・左右の開脚で可動域アップ)
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太ももとふくらはぎのストレッチ(下半身の安定感)
ストレッチは「大車輪を成功させるための準備運動」以上の意味があり、年齢とともに感じる体の硬さをやわらげてくれる存在です。でも、ストレッチもやり過ぎは禁物です。逆効果の場合あります。
小さな進歩を記録する
コンディショニングの効果はすぐに出るものではありません。怪我をしないのが効果の証です。
蹴上がりがスムーズにできるようになった、懸垂の回数が増えた、倒立の姿勢が安定した──そうした小さな進歩を記録すると、自分の成長が実感できます。
写真や動画で残せば、自分の努力を客観的に振り返ることもでき、モチベーション維持にもつながります。
まとめ──挑戦を支える「見えない力」
大車輪に挑戦する56歳の僕を支えてくれているのは、日々のコンディショニングです。
そしてその裏には、整骨院M先生のサポートもあります。専門家の助言を受けながら筋トレやストレッチで体を整え、小さな進歩を積み重ねることで、大技への道が少しずつ近づいてきます。
この挑戦の姿が、同じように「年齢を理由に諦めかけている誰か」の背中を、そっと押すきっかけになればうれしいです。
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